親父のトホホなつぶやき

夫婦に子供二人というごくありふれた我が家の日々の出来事を、父親が情けなくつぶやきます。

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鉛筆どろぼう その2

いじめの仕返しのために鉛筆を盗んだ息子でした。
「何で鉛筆を盗ったのかな?」

「いじめられたから。」

「いじめられたから仕返しのために鉛筆を盗ったんだよね。」

「ウン、でも僕、けんかしなかったよ。」

3年生の前半までの息子はいさかいがあると手を出すこと(もしくは足を出すこと)が多く、私たちはそのたびに頭を下げる日々でした。

周りから見ると暴力的なこどもに見えていたでしょう。

しかしアスペルがー症候群の息子にしてみたら友達と言い合いになっても自分の思っていることをうまく言い表せない。

それで思わず手が出てしまうその循環だったのです。

それで私たちは彼と「絶対に相手に手を上げない」という約束をしていました。

ではそれがなぜ「鉛筆どろぼう」につながるのか。

彼へのいじめは1年生のときからずっと続いていました。

物事に必要以上にまっすぐな息子は私たちとの約束を律儀に守り

いじめられた→辛い思いをした→でも喧嘩はだめ→我慢をした→またいじめられた

の繰り返しでついにオーバーフローして

いじめられた→辛い思いをした→でも喧嘩はだめ→もう我慢できない→兎に角相手を困らせてやろう→鉛筆を隠す

という結論に達したらしいのです。

息子の話を聞いて息子の心の動きがやっと分かった私には

「苦しかったね」

としか言えませんでした。

そしてぎゅっと抱きしめるしかありませんでした。

息子も妻も泣いていました。

「これだけは約束して。

いじめられて苦しくなったらちゃんと先生に言って。

そしてお父さんとお母さんにも言って。

指切りだよ。」

息子は分かってくれました。

しかし彼の罪が消えたわけではありません。
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