親父のトホホなつぶやき

夫婦に子供二人というごくありふれた我が家の日々の出来事を、父親が情けなくつぶやきます。

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ある終焉

プリントゴッコの販売が終了するらしい。
プリントゴッコっつうのは理想科学工業が発売している家庭用の小型印刷器具のことです。
理想科学といえばプリントゴッコ以外でもリソグラフで有名です。
リソグラフは1980年から販売されていますからおそらくほとんどの学校に入っているんじゃなかろうか。
なんつってもその手軽さです。
コピー機感覚でバンバン印刷できます。
4色以上を普通のの印刷機で印刷するよりもはるかに安くで出来ますが印刷スピードが印刷機に比べると遅いので何万枚も印刷しなければならないようなのには向きませんね。
ですから100枚程度の少ない枚数のを何種類も印刷しなければならないような官公庁とか学校向きなんですよ。
けど、普通の印刷機に比べると印刷の質の面で少し劣りますが資料程度なら全然問題にはなりません。
あ、リソグラフはコピー機ではありませんし、ましてやPCなんかで使っているプリンターとも違いますからね。
(普通にプリンターとして使っているところもあると思うけどね。)
っと、リソグラフではなくてプリントゴッコの話だった。
プリントゴッコは有名ですがオイラは使ったことない。
そして実際に使っている人を目の前でみたこともない。
ということで早速検索検索...わかりました。
アレだね、ちょっと高級なガリ版印刷ですな。
手書き原稿にマスターをのせてチョチョイと光を当ててやると原稿に書かれたものがそのままマスターに転写されて、このマスターを元に謄写版印刷していくわけです。
さて、全く知らない人にとってはわけの分からない言葉が出てきたのでちょいと説明しましょう。
マスターとは、喫茶店でコーヒーを入れてくれる人のことである...じゃなくて、えっとですね、原稿ではなくて実際に印刷する時にインクを載せる版、原紙とも言います。
原稿って言うのは手書きにしろ写真にしろこれを印刷したいという、いわばネタ元です。
これがこのままじゃあ何も印刷できませんからこれを一旦原紙にコピーします。
昔学校の先生がガリ版をするのに鉄筆でカリカリと字を書き込んでいましたがあれが原紙です。
ガリ版だとその書いた部分をインキが通って下の紙に印刷されると言う仕組み(謄写版印刷)ですね。
プリントゴッコもこれとほとんど一緒で、カリカリと鉄筆で書く代わりに光で書いちゃうということです。
そうやってできた原紙の下に印刷用の紙を置いて、上からそれぞれの色を載せて押さえて印刷していくわけです。
ということでプリントゴッコの使い方が分かったところで...って分かっても何の役にも立たんのだが。
まあ、とにかく1977年の発売以来家庭での年賀状作成のスタイルがガラッと変わっていったわけです。
それこそ絵心のある人とそうでない人の差がグ~ンと広がったと言っても過言ではないでしょう。
しかしながら1990年代からインクジェットプリンタが一般に普及しだして売れ行きも徐々に減っていきます。
そして決定的なのはWindows95の爆発的ヒット。
これによって猫も杓子も年賀状をパソコンで作るようになりました。
なんつったって写真も入れることができますからね、絵心なんてなくてもなんとなく様になりますからみんな飛びつくわけです。
もっと言うなら年賀状を作るためだけのためにパソコン(&はがき作成ソフト)を買った人も多数存在したはずです。
もしかすると今でもパソコンが一番活躍するのは年末だけという家庭も少なくないんじゃないでしょうか。
そんなわけで今更プリントゴッコでもなかろうと理想科学工業も販売終了の決定を下したんでしょうけどおそらく熱烈なプリントゴッコファンと言うのも存在すると思うんです。
だってパソコンではない金色とか銀色とかを使えるし、なんと言ってもアナログです。
デジタルカメラの画素数が何千万画素になってもフィルムカメラの味が出ないように、やはり手書きやら版画、活版、謄写版印刷には独特の味わいがあります。
手書きのよさをトコトン突き詰めていくことで生まれる道もあったんじゃないかね~。
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テーマ:日記 - ジャンル:結婚・家庭生活

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