親父のトホホなつぶやき

夫婦に子供二人というごくありふれた我が家の日々の出来事を、父親が情けなくつぶやきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

サイボーグじゃなくて

京都大学の山中伸弥教授の研究グループがiPS細胞をヒトの細胞で作ることができたと発表しかなり注目されています。
ES細胞というのがあってこれは卵子を使わなければならなかったのでいささか(と言うよりかなり)倫理的な問題があったんですが今回発表があったiPS細胞なら自分の細胞、遺伝子を使えばいいので(一見)なんも問題ないようです。
...な~んて知ったかぶりして書いていますがなんも分かっていません。
いろんなところで今回の話は大きくとりあげられていますがES細胞といえば例の韓国の研究者の論文捏造問題がありました。
韓国の生物学者黄禹錫がES細胞の作成に成功したと発表したんですが(その論文はサイエンス誌にも掲載)それがウソであるということが発覚、昨年大問題になりました。
...やっぱES細胞とは何ぞやということ書かんとダメだな。
ご存知のとおり人間の体の細胞って常に新しい細胞と交代しています。
その一番分かりやすい例が体の表面から出てくる垢(あか)ですね。
細胞が交代するためには新しい細胞を作らなければならないわけですが新しい細胞のでき方を考えるときすぐに頭に浮かぶのは細胞そのものが分裂していくというもの。
テレビなんかでもよく出てきますね。
しかし実はそうやって増えるからだの細胞はあまり多くないんです。
さっき垢の例を出しましたが、もし皮膚が体の表面で細胞分裂を繰り返していたらいっつも体中がかゆくて仕方がない(ってそういう問題じゃないような気もするが)。
ですから皮膚の細胞は皮膚の下からどんどん作られて表面の細胞がはがれただけ下から上に上がっていくわけですね。
じゃあ、皮膚の下でどんどん作られている皮膚のもとってなんだい?と疑問に思われるのではないでしょうか。
この皮膚のもとが幹細胞と呼ばれるものです。
幹細胞は皮膚の下だけにあるのではなくあちこちの臓器とか組織のところにあってその部分に一番合っている細胞に整形されていきます(これを分化といいます)。
つまり幹細胞に何かをすれば骨、皮膚、目、内臓などお好みの部位を人工的に作れるわけで(これが再生医療です)、だったら幹細胞を手に入れればいい。
この幹細胞と呼ばれるものを受精卵の中から取り出したのがES細胞(杯性幹細胞)というものです。
このES細胞の作成に成功したと発表したらどうなるか。
再生医療の基礎の部分ができるわけですから世界中の研究者が次のステップ(つまりその技術の応用)に進みます。
つまり基礎部分の研究がここでストップしてしまうわけです。
先の韓国の生物学者がウソの発表をしたことによってこの分野の研究が2年間停滞してしまったことになります。
いかに大変なことをしでかしたかわかりますね。
まあ、冒頭で書いたようにこのES細胞の作成自体倫理的な問題があったわけで仮に本当であったとしてもその後様々な問題をはらむことになっていたでしょう。
このES細胞に代わるものとして、再生医療を望む患者自身の体組織を使って作成しようというのがiSP細胞。
この作成に成功したというのが今回のニュース。
世界中の研究者だけではなくいろんな病気で苦しんでいる人たちも注目しているわけで、今後の研究もどんどんやっていって欲しいですね。
...今日は別のこと書く予定だったのに細胞の解説記事になってしまった。
スポンサーサイト

テーマ:日記 - ジャンル:結婚・家庭生活

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://heipom.blog14.fc2.com/tb.php/450-6840068d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。