親父のトホホなつぶやき

夫婦に子供二人というごくありふれた我が家の日々の出来事を、父親が情けなくつぶやきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人間の尺度

最近気になる言い回しがあります。
「ちょうど」という言葉。
例えば「今年でちょうど38歳になります」なんて使い方できるのでしょうか。
「ちょうど」の意味はgoo辞書によると
(1)余分や不足なくぴったりと一致しているさま。ぴったり。きっちり。
「― 体に合う」「定員 ― だ」「八時 ― に終了」
(2)ある期待・予想にぴったりとあうさま。
(ア)都合よく。折よく。
「― よいところへ来てくれた」「― 居合わせた」
(イ)都合悪く。折あしく。
「― るすだった」「― 旅行中だった」
(3)まさに。たった今。
「兄は ― 出かけたところです」「― 行こうとしたところだ」
(4)まるで。あたかも。さながら。
「月は ― 鏡のように見えた」

(1)の意味で使うとなると…だめだ、思いつかない。
(2)は「今年38歳になられる方は本日の利用料は半額とさせていただきます」なんてのがタマタマあったときには使えますね。
(3)(4)はまず使えない。
しかしながらよく耳にするんですよ、例に挙げたような使い方。
これがキリの良い20歳とか30歳とかまあ、ギリギリ35歳何てぇのもありかなとは思いますが、何の脈絡もなくいきなり「ちょうど38歳」なんていわれてもこちらとしては「はぁ~」としか答えようがなく「だからなんなんだ」と頭の中ははてなマークでいっぱいになります。
一般の人たちはもちろんなんですがテレビでタレントさんが使っている例が非常に多い。
それも若手ではなく中堅(私と同世代前後ですね)以上の人たちもそうなんです。
なんでそういう間違った使い方がなされるのかは分かりませんが、この現象は確実に広まっています。

そういうことで「ちょうど74分」です。
74分とは、そう、MDの録音できる時間ですね。
(SPモードのときです。)
今は80分できるのもありますがなんで74分なのか、それはCDが開発された当初、最大で74分と決めてしまったからです。
それではなんで74分なのか、開発元は60分にしたかったのだそうですが当時のソニーの副社長だった大賀さんが「オペラ一幕分かベートーベンの第九(交響曲第9番)がいれられる」容量ということで決まったらしい。
(著名な指揮者であった故ヘルベルト・フォン・カラヤンもからんでいたという話もあります。)
現在では約80分入れられるようになったのだそうですから(MDの80分もそれに合わせたのでしょう)進歩したものです。
以前のアナログ版(いわゆるLPレコードというヤツね。前も書いたかも知れんが10年くらい前に中学生と話をしていて「レコード屋さんでね」なんて言ったら「レコードって何?」って聞かれかなりショックを受けた記憶があります。)だと普通で46分、無理に無理を重ねて50分が限界だったんじゃないかな~。
で、CDって74分入っちゃうからアーティストも気をきかしてそれに近いところまで入れるのが普通ですよね。
ただですね、前から思っているんですが、それはあまりにも長すぎるんじゃないかと。
大好きなアーティストでも50分以上続けてきいているとだんだん飽きてくるんです。
経験上45分くらいがいい長さなんでないかと思っておる。
しかもアナログ版の場合A面B面があって20分くらいで一回中休みがありますね。
(交響曲ですらコンサートのときには楽章間で小休止があります。)
これがリフレッシュにもなり耳にも頭にもヒジョーにいい結果をもたらしているとも考えられます。
いくら気分転換のためとは言えずーっと音楽を聴き続けるのは耳にも頭にもよろしくありません。
何事も程々がいいということですね。
新しい技術が開発されて便利になったようでいて実は人間の限界を超えたものは逆にちょっとしたストレスの元になってしまっているといういい例かもしれません。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://heipom.blog14.fc2.com/tb.php/303-6b321bf7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。