親父のトホホなつぶやき

夫婦に子供二人というごくありふれた我が家の日々の出来事を、父親が情けなくつぶやきます。

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頭の中に汗を

バルセロナ(スペイン)の医師の話です。
日曜の朝右肩に激痛が走ったんだと。
何も運動をした覚えがないのにおかしいなーなんて思ったんですが、よーく考えてみたらその前の日に「Wii(ウィー)」というゲーム機を買いテニスゲームを数時間やってたというのを思い出したわけです。
そこで医師はこの痛みを「急性Wii炎」と名づけてアメリカの医学誌に投稿をしたそうです。
なんちゅうか、「医者の不養生」とははまさにこのことですね。

公園のベンチに座っていたときにスズメの交尾を目にしたために昨日の記事はあんなことになってしまいましたが実はもうひとつ興味深い出来事がありました。
改めてここで書くようなことでもないんですがちょっと考えてしまいました。
公園では若いお母さんたちの姿も目にしてちょいと嬉しかったんですが私の隣に30代半ばかと思われるお父さんが座りました。
しばらくするとピッ、ピッ、ピッ、っと音がしだしたんです。
携帯の音じゃないし腕時計の音でもないしな~とちょいと盗み見してみたらなんかのゲーム機で何かをやっていました。
私のゲーム歴は「ファミリーコンピュータ」で終わってしまっているんであんまり詳しくないんですがおそらく「ニンテンドーDSLite」ではないかと思います。
システム手帳みたいな感じで開いた左側に問題が出て右側にペンが細くなったヤツで解答を書いていくわけです。
この解答方法というのが選択肢の中から何かひとつを選んで答えるという類のものではなく、ちゃんと自分で書くといういわゆる「記述式」のものなのですよ。
いやあ、世の中進んでいますね。
で、その男性がやっていたのは漢字のテスト(クイズ?)でして、私もそう言うのが好きなんで横から見ながら「それは...そう、正解、え?温コウのコウの字が分からんのか?『厚い』だ『厚い』」なんてもやもやした気持ちで突っ込んだりしたわけですね。
しかし、横から盗み見するのもどうかと思って視線を正面に戻して一息つき自分の思考の世界に入り込みました。
こんな休みの日まで漢字の勉強大変だね~、ってたぶん暇つぶしでやっているだけだろうから大変でもないか。
まあ、これやることで漢字力は間違いなくつくな...なんて考えたところで「ちょっと待てよ」と思ったんです。
テレビが日本に普及し始めた頃、社会評論家の大宅壮一が「一億総白痴化」なんて言いました。
そして、ファミコンが普及しだした頃には「コンピュータゲームばかりやると思考力が落ちる」なんて言われたもんです。
それでは、ベンチで私の隣に座って漢字の勉強を始めた男性はどうなんでしょうか。
漢字の勉強じゃなくてもいいです、ニンテンドーDSLiteや、PC上で勉強をするということはどうなんだろうか。
漢字とか算数の計算問題など答えのある問題であればこの類の問題に対する解答力は確かに上がるでしょう。
つまり知識の蓄積には間違いなく役立つといえます。
しかし残念ながら、知識の蓄積と思考力というのは別のものです。
これは「百マス計算」が世に出だしたころに言われたことですが「計算力は確かにつくが本当の学力は身に付かない」なんて考え方がありました。
DSにしてもPCにしても同じだと思います。
つまりDSとかPCでできるのはゲーム感覚で解ける問題のみ。
ゲーム感覚ならば決まった法則で機械的に解いていけばいいし、分からなかったことは新たな知識として補充してやればいい。
つまりそこには思考力は一切必要ないのです。
大宅壮一の予言は一本のバラエティー番組に対する批判でしたが、それは日本人全体に対する警告ではなかったのでしょうか。
つまり、洪水のように流される情報をそのまま受け入れることの危険性を指摘していたと思うんです。
今の日本人が思考力や理解力の点で昔の人に劣っているとは思っていません。
ただ、思考力と理解力をフル回転させなければならない場面が減っているのは確かでしょう。

諸君!外の空気を吸いたまえ...って、ちょっとアホみたいですね。
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テーマ:日記 - ジャンル:結婚・家庭生活

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