親父のトホホなつぶやき

夫婦に子供二人というごくありふれた我が家の日々の出来事を、父親が情けなくつぶやきます。

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思い込んじゃったのね

得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
(船が進むのにいい風が吹いてきたときに帆をかけて出航したことから)自分の得意とすることを披露するチャンスがきて張り切ること。もしくは調子に乗ること。
略して「得手に帆(帆柱)」ともいうそうです。
似たのに「順風に帆を揚げる」「真帆に追風」「流れに棹」「得手に棒」などがあります。
この諺は聞いたことないですね。
「流れに棹」もあげてますが、これなんかも草枕の冒頭部「流れに掉させば流される」でしか見たことないし。
知らないことわざまだまだありそうです。

で、今回このブログ書くのに間違えていないかちょっと調べてみたら面白いことが分かりました。
みんな結構勘違いしてる。
まず「流れに掉さす」。
平成教育学院という番組でだったと思いますが、以前問題として採用されました。
多くの人が「流れに抗う行為」みたいな意味でとらえていますが本来の意味は「流れに乗り勢いを増すような行為」だそうです。
さっき書いた草枕の一節「流れに掉させば流される」を「流れに勢いよく乗ってしまうと時勢に流されてしまう」という意味だととらえてていれば間違えて覚える事もありませんね。
あとよく取り上げられるのが「情は人の為ならず」。
「人に情けをかけるとその人の為にはならない」と覚えてる人が多い。
私がまだ高校生だったころ(1980年代前半)にはもう既にこういう意味で使われていたと記憶しているので、実は昭和40年代には誤った使い方が広まっていたんではないだろうかと推測します。
本当の意味は「人に情けをかけておくと回りまわっていつかは自分のところにも返ってくるから、人には親切にしておくものだ」ですね。

諺だけではなく慣用句なんかにも勘違い用法が多く見られます。
まずは「確信犯」。
多くの人は「悪いことだとわかっているんだけどやっている犯罪」という意味で使っているようです。
「自分の思想(宗教、政治等)に従って起こした犯罪」というのが正しい。
お次は「閑話休題
「それはさておき」というルビを振られることもありますから思い違いをしてるというのがどうにも納得できません。
「こんなこともありました」とか「さて(話はちょっとそれますが)」という意味だと思い込んでいるわけです。
「さて(話を戻すと)」というのが正しい意味。
弱冠」もあります。
「彼は弱冠30歳ですがこの役職にふさわしいと考えました」なんて使います。
こういう用法で広まっちゃってるから違和感ないかもしれませんが本来「弱冠」は20歳のことです。
ですから20歳前後にしか使えません。
下手に難しい言葉使おうとしちゃうから間違うんですね。
けんけんがくがく」。
あんだけ取り上げられているのにいまだに間違う人が多い。
喧々囂々(けんけんごうごう:それぞれ勝手にしゃべってうるさいようす)と侃々諤々(かんかんがくがく:議論が盛り上がっている様子)が混ざっちゃってるわけですがもうそろそろ正しい方を覚えようよ。
偽善者ぶる」。
「偽善者ぶって寄付なんてしてんじゃねえよ」なーんていう風に使うわけですが何がおかしいかわかりますか。
「偽善者」というのは「善人じゃないんだけど善人のふりをする人」のことです。
どうですか?まだわかりませんか?
じゃあ、こういうのはどうでしょうか。
「仮病のふりをするな!」
本当は病気じゃないのに病気のふりをするのを仮病といいますね。
「仮病のふりをする」というのは、病気じゃないのに「病気のふりをするふり」をするという非常にわかりにくいことをするわけです。
本来なら「病気のふりをするな」もしくは「それは仮病だろう」というのが正しいんですね。
それでは「偽善者ぶる」にもどります。
上でも書きましたが「偽善者」というのは「善人じゃないんだけど善人のふりをする人」のことでしたね。
ということで「偽善者ぶる」を直訳すると「善人のふりをするふり(真似)をする」となります。
おそらくどこかに「善人のふりをする人」がいるんでしょう。
で、誰かが「善人のふりをする人」になりすましてだまそうとした。
それでだまされそうになった人が怒って「善人ぶるな!」と怒鳴ったんでしょうね......ってそんなわけないです。
正しくは「善人面しやがって」もしくは「偽善者め」でしょうな。

さて、人の間違いばかり言うのはフェアじゃありません。
私の勘違いも披露することにしましょう。
諫める(いさめる)
本来は目上の誤りを正すように忠告することを言うそうです。
どっちかというと目上が目下をしかるというイメージがありました。
憮然(ぶぜん)
「怒ってふてくされている様子」だと思い込んでいました。
本当は「失望してしまって何も出来ないでいる様子」なんだそうです。
エンターテイメント
ほんの半年くらいまではこう覚えてました。
本当は「エンターテインメント」。
英語のつづり見れば分かります→ entertainment
「tai」と「ment」の間にちゃんと「n」がありますよね。

探せばまだまだあるのかもしれませんが私もそこまで暇じゃないんで今日はこのへんで。
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テーマ:日記 - ジャンル:結婚・家庭生活

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