親父のトホホなつぶやき

夫婦に子供二人というごくありふれた我が家の日々の出来事を、父親が情けなくつぶやきます。

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今日は著作権だ!

病は口より入り、禍は口より出ず(やまいはくちよりいり、わざわいはくちよりいず)」
病気は食べ物や飲み物が原因となり、我が身にふりかかる不幸は自分のちょっとした一言が原因となるものだという意味。
ホント口には気をつけなければいけませんね、柳沢厚生労働大臣。
ということで森進一問題。
いまさら森昌子との離婚のことを書いても仕方ありません。
もちろんあの「おふくろさん」のことです。
昨年紅白はぜーんぶ観たので当然「おふくろさん」も観ました。
歌の前に台詞が付いていてなんかクサくなったなあなんて思っとったんですわ。
そうしたら台詞部分にいちゃもんが付いてしまったわけだ。
「おふくろさん」の作詞家いわく「勝手に人の詞をいじくるんじゃねえ」。
おっしゃるとおりです。
そんなわけで今日はついに著作権のことについて書く。
以前著作権のことに触れたいと書きましたがついに書く日が来てしまいました。
できれば避けたかった。
なぜなら「チョーむずかしい」から。
基本的な部分はいいんです。
ところがどこまでが良くてどこからがイカンかとかになるととたんにわけ分からなくなる。
そんなわけで私の体験も含めて私の分かる範囲で書いてみようと思います。
さて、まず著作権とは何か。
よく聞く言葉で「知的所有権(知的財産権)」というのがあります。
この中に含まれるのが産業財産権と著作権(まだほかにもあるけどそれはまあ置いときます)。
「産業財産権」と言うのは簡単に言うと何かを作って売るというときにこの「何か」に関わる技術とかデザインとか商品名に対する所有権です。
(「何か」と言うのはテレビとかPCとかの工業製品だけではなく、農業、漁業などにもあてはまります。)
特許、実用新案、意匠登録、商標登録なんていうのが「産業財産権」に関係する言葉です。
今、目の前のPCがWindowsなら本体に貼られているシールをご覧になれると思います。
青い丸で囲ってあって「intel inside」と書いてるマークがありますよね。
この丸の端っこに小さく「R」と書かれているのが分かりますか。
これが登録商標です。
著作権と言うのは今ある著作物をどうするか(みんなに公開したり、売ったりetc)という権利です。
ほんじゃあ著作物ってナニ?
法律ではこう書いてあります。
思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。(著作権法第二条の二)
なんかこむずかしく書いてありますが、ようするに自分の思いのたけを文章、絵、音などを利用して第三者にわかるように何らかの形にした物。
例えば自分ちのこどもが学校で描いた絵、これも立派な著作物に当たります。
皆さんがブログで書いている文章、これも著作物です。
この著作物に対する権利(著作権)を公で保護しましょうというのが著作権法なんですね。
ですから基本的な部分ではむずかしく考える必要はないわけです。
しかし細かいところまで突っ込むとそれだけで本を一冊書けてしまいますからまた次の機会に譲るとします。
さて、私もついこの間著作権に絡む問題にぶち当たりました。
昨年からNHK教育テレビで「ハートをつなごう」という番組が放送されています。
これは発達障害児に関わる問題をいろんな角度から考えるという内容です。
我が家の太郎(小4)はアスペルガー症候群なのでほぼ毎回録画してます。
で、つい一月程前、発達障害の事を知るには大変にいい番組なので録画した物を学校で先生方に見てもらおうと妻が言い出しました。
確かにそれは発達障害のことを分かってもらういい方法なんですが著作権法上イカンと思うんで一回NHKに問い合わせをさせました。
一応お断りしときますがこういう番組を学校の授業で使うことは禁じられていません。
今回妻が言ったのは授業で使うのではなく先生方の研修会などで使うということ。
たとえ学校内であっても研修会で使うのは法律ではどうかなと考えたんです。
メールで問い合わせをしたところ御丁寧に直接電話が来ました。
以下要約します。

確かにいい番組だしこれを活用したいという気持ちは理解できる。
しかしこの番組を作るにあたって出演した人、テーマ音楽を作った人などいろいろな人が関わっている。
これを別の形で利用するためにはその全てに人に許可を得なければならないがNHKとしてはそういうことはできない。
そういう理由で研修会で使うことは許可しない。
しかし、これを研修という形ではなく、例えばどこかの家に集まってお茶を飲むついでにみんなで観るとかいうことならそこまでとやかくは言わない。


と、以上のような大変にありがたい(←皮肉ではありません)内容でした。
直接電話を下さって私の妻にもわかるように説明をし、そして法に触れない活用の仕方を教えて下さった職員の方には本当に頭が下がります。
これからもちゃんと受信料を払うけんね。
テレビだけではなくラジオ、映画、CD、全ての物を作るのに多くの人が関わっていてその人たちの頑張りを無にするような使い方だけはしたらイカンというようなことが「著作権法」には書いてあるんだと思います。

さて、今度の「おふくろさん」。
なんで前に台詞を付け加えたらイカンかったんでしょうか。
著作者は、その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し、その意に反してこれらの変更、切除その他の改変を受けないものとする。(著作権法第二十条)」と書いてあります。
またまたこ難しく書いてありますが簡単に書くと「作った人が『良いよ』って言ってないのに作品を勝手に変えちゃあイカンよ」ということです。
「おふくろさん」という歌は歌詞と曲で一曲です。
「『おふくろさん』を歌います」と宣言したからにはそのあとに続く歌なり台詞は「おふくろさん」の一部だと聴く人は思うでしょう。
ということは紅白で歌ったのは「おふくろさん」の改作バージョンです。
改作するためには作曲家はもちろん作詞家の許可ももらわなければいけません。
これを怠ったために「おふくろさん」の作詞家川内康範は猛烈に怒っているんですね。
(どうやら作曲家の方には話がいってたらしい。)
これは明らかに30年間も説明を怠ってきた森進一と事務所の怠慢です。
「川内先生が怒っている理由がハッキリ分からない」と森進一は言ってるがアンタも表現者なら勝手に改作された作家の気持ちは分からんか?
たとえ「勝手に変えちゃあイカン」という条文がなくても作家にお伺いをたてるのは表現者としてのマナーじゃないかな。
歌を作った人に対する尊敬と愛情があれば簡単に分かることだと思うんですが。

今日ここに書いたことは多分すでにみなさん御存じのことだと思います。
ただ、私が体験したような場面で著作権のことまでは考えないという人が大多数ではないでしょうか。
実はそこが大事なとこなんですね。
いまブログという形で自分の文章を発表する機会が増えています。
自分のブログで書いた文章が全く知らないところで他の人の文章として紹介されていたらどう思われますか?
自分とは関係ないと思われている著作権ですが意外と身近なものになっているんです。
著作権の問題に関してはもう一回書きたいと思います。
ということで今回はここまで。
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テーマ:日記 - ジャンル:結婚・家庭生活

コメント

しばらくブログをお休みするので、ごあいさつ・・・と思ったら、へいたさん難しい問題を取り上げてますね。
(へいたさんが以前書いてた著作権の話ってこれですね)
私も生活の糧も著作権と深く関わっております。(=_=;)ウーン
業界でも(極端に言えば)2手に分かれる話なので・・・・・・・関心をもって読ませていただきます。(続くようなので)

  • 2007/02/22(木) 21:15:20 |
  • URL |
  • Kei #-
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  • 2007/02/22(木) 21:27:04 |
  • |
  • #
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ずーっと

今日は書きたいことの半分も書けませんでした。
ただやっぱ下調べが必要なんでとりかかるのに時間がかかるんですよね~

後、例の件かしこまりました。
再開楽しみにしています。

  • 2007/02/23(金) 18:05:08 |
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  • へいた #-
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  • 2007/02/23(金) 21:46:17 |
  • |
  • #
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ありがとうございます(。-人-。)

ほんとに、すみません。
しばらくネット落ちです。(ノ◇≦。)

  • 2007/02/24(土) 00:15:16 |
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  • Kei(しばらくネット落ち) #-
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