親父のトホホなつぶやき

夫婦に子供二人というごくありふれた我が家の日々の出来事を、父親が情けなくつぶやきます。

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歌を支える

「柳の下にいつも泥鰌はおらぬ」
柳の木の下で泥鰌を捕まえた事があるからといってまた同じように捕まえられるとは限らないという意味。
一回たまたまうまくいって成功しても、そう何度も何度も同じ方法で成功するとは限らないということですね。
「二匹目の泥鰌(狙い)」という言い方をすることもあります。
これは同じ手でうまくいけばいいなという願いですね。
こっちのほうがよく耳にします。
二匹目の泥鰌といえば思い出すのはNHK。
「だんご3兄弟」という歌がウソみたいにはやった事がありました。
初めてテレビで観て聴いたときにはあまりのバカバカしさにはまってしまいました。
この歌は歌詞も曲もアレンジも全ていたって真面目に作りこまれています。
決して受け狙いでは作っていませんし(ってそこが狙いだとは思うんですが)何よりも曲に合わせて流れているアニメーションが、曲をいっそう引き立てています。
これに気をよくしたNHKはおそらく第2弾という位置づけで次の曲を発表しました(なんてたいそうなもんではないけどね)。
その名も「たこやきなんぼマンボ」。
テメエら幼児をなめとんか?
タイトルから歌詞から何もかも受け狙いが見てとれます。
妻が「ぜったいにへいたも受けるはず」なんて私に聴かせましたが聴いた直後にケチョンケチョンにけなしてやりました。
大人子ども関係なく最初から受け狙いと分かっているものに反応するほど甘くはありません。
やはり真面目さと面白さのギャップがあってこそのコミックソングだと思います。
案の定この曲はヒットしませんでした。
ざまあみろというかんじですね。

昨日の今日でどうかという気もしますがせっかくなので今日も歌について書いてみようかな~。
一般的には歌というのは歌詞と曲が全てだと考えられているんではないかと思っています。
確かに歌の世界観の大きな部分は占めているでしょう。
しかしまだ大事な要素があります。まずマイケルジャクソンのスリラーという曲を思い出してください。
おそらく多くの人はあの有名なプロモーションビデオの事が頭に浮かんだんではないでしょうか。
今度は滝廉太郎の「花」という歌はいかがでしょうか。
歌詞と曲が頭の中で流れていますか?もし流れているとしたらその歌の後ろのほうにピアノの伴奏が流れていませんか?
この曲を大好きな人ならもしかするとピアノの前奏から頭の中で流れているかもしれません。
この二つの例で分かるとおり実は歌というのは歌詞、曲、編曲(アレンジ)の3つの要素によって成り立っているのです。
同じ歌でも編曲が違うためにまったく違う曲に聞こえてしまうというのはよくあることです。

(余談ですが過去のヒット曲をカバーするとき、ほとんど同じ編曲でしちゃう場合とまったく変えてしまう場合とあります。過去にヒットした曲はそれに対するイメージというのがほとんど固定してしまっているのでカバーする方としたら昔の編曲のままで出してしまった方が楽なんです。逆にガラッと変えてしまうというのは曲に対してみんなが抱いているイメージを払拭してしまうだけの作品に仕上げ、しかもオリジナルを上回る評価を得なければならないのでかなり厳しい。オリジナルとの真剣勝負なんです。カバーしたのはいいけど「やっぱりオリジナルの方がいいねぇ」なんて言われたらこれは負け。しかしオリジナルを上回るできだったらカバーした方がスタンダードになってしまって、この後のお手本になります。カバーしたことでオリジナルをはるかに超える評価を得たアーティストの一人にカーペンターズのリチャード・カーペンターがいます。)

そして現代のポップスにおいては上に挙げた3つの要素に加えてアーティストと、アーティスト自身による表現力(歌い方、映像の作り方等)によって歌の世界観が作られているといっていいでしょう。
やっぱスリラーはマイケルジャクソンの歌とダンスがあってこそ活てくる歌だとはと思いませんか。
井上陽水が歌ったらまったく別の物になってしまうのは想像できると思います。
以上を踏まえてもう一回「だんご3兄弟」と「たこやきなんぼマンボ」について考えてみましょう。
「だんご….」はタンゴのリズムにのって歌われていますがタイトルどころか歌詞の中にも「タンゴ」というフレーズは出てきません。
しかしイントロを聴いただけでタンゴだと分かります。
歌詞を眺めても全て真面目に書かれていてそれだけではとてもじゃないが笑えません。
しかし音楽と一体になりそれにバックコーラスがかさなる事によって何ともいえないおかしさをかもしだしています。
「たこやき….」のほうはマンボのリズムなのかどうかはっきりしません(作曲がパラダイス山元なのでおそらくマンボなのでしょう)し、マンボそのものがあまり日本ではなじみがない。
作った人もマンボであると分からせる自信がなかったんでしょう。
タイトルにマンボとつけてしまいました。
おまけに「なんぼマンボ」なんて、「笑ってもらおうと思って洒落で作っちゃいました」と白状しているようなもんです。
タイトルで内容説明し尽くしたらイカンだろ。
「なんぼ」は邪魔だからシンプルに「たこやきマンボ」のほうがまだまし。
最初は油断させといてあとからドッカンが笑いの鉄則だ。
「だんご」の方はアレンジでも成功したが一緒に流すアニメーションもよかった。
表情のない人間のダンスなんて普通考えつかない。
もしタンゴ風アレンジではなくしかもあのアニメーションもなかったらおそらくあそこまでのヒットはしなかったと思います。
多くの歌は長くてもせいぜい5分くらいです。
その5分間の為に作詞家、作曲家、編曲家、歌手、そして外側から支える大勢の人が総力戦でとりくんでいるのだということは心にとめておきたいものです。
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テーマ:日記 - ジャンル:結婚・家庭生活

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